小さな習慣の積み重ねが 子どもの人生を、大きく変える

小さな習慣の積み重ねが 子どもの人生を、大きく変える

1日の50%以上は、生活習慣がつくっている

1日のうち50%以上の行動は、習慣でできていると言われています。つまり、人生の半分は習慣でできているということ。いい習慣を身につけることで、無意識のうちに子どもが健やかに育つ効果が期待できます。さらに、からだにいい生活を続けることは、「自分はできるんだ」という自信や自尊心を高めて、生きていくことにつながっていきます。

 

データで明らかになった生活習慣の大切さ

いい生活習慣を身につけることの大切さは、データでも明らかになっています。スポーツ庁が2015年に実施した「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、毎日朝食を食べている子どもほど、体力テストの結果が高いということがわかりました。

資料:スポーツ庁「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(平成27(2015)年度)

また、平成25年の「全国学力・学習状況調査」によると、8〜9時間の睡眠をとっている子どもの正答率が一番高いこともわかりました。睡眠時間の減少は、成長の遅れや、集中力の低下、日中の眠気をもたらしてしまうことも。このことから、睡眠も子どもの学力に大きな影響を与えることがわかります。

平成25年度全国学力・学習状況調査 長崎県児童生徒の質問紙調査及び学校質問紙調査結果と教科正答率との相関資料

 

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あの偉人も、習慣を意識して生活していた

歴史上の偉人たちは、人生の指針となるような言葉を残しています。その中には、日々の習慣について残されたものも数多くあります。

- 人は習慣によってつくられる。優れた結果は一時的な行動ではなく、習慣から生まれる。

古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉です。日々の積み重ねの重要さを語っています。

- 習慣がもっとも完全になるのは、若いころ身につけたものである。

こちらは、イギリスの哲学者フランシス・ベーコンの言葉です。若いころから習慣を意識することの大切さが伝わってきます。

- 習慣は、第二の天性である。

古代ローマの哲学者であるキケロが残した言葉。身につけた習慣は、深く刷り込まれていくことで、やがて生まれつきの性格になると言っています。

「老人と海」「日はまた昇る」などの小説で知られるヘミングウェイは、夜明けとともに起きて、早朝の静かな時間を執筆にあてていたと言われています。また、作曲家のベートーヴェンは、日々の忙しい作曲活動の中でも、沐浴を大切にしていました。多くの偉人たちも、一日一日の習慣を積み重ねて、人生を歩んできたことがわかります。

 

目にとっても、いい生活習慣を身につけよう

 

子どもの視力低下について、遺伝だからと諦めている方も多いのではないでしょうか。でも実は、視力も、習慣に左右されることがわかってきています。最近では、小学生の3人に1人が視力1.0以下というデータも出てきています。これは近くを見る時間の長い現代的な生活習慣が原因ではないかと考えられています。

「スマホは40〜50cm離れて見る」「ゲームの時間を抑える」「1時間に10分ほどの休憩を入れる」といった、目にやさしい習慣の積み重ねが、視力に大きな影響を与える可能性をもっています。子どもの目も未来も、変えるのは習慣です。 

出典:本部千博著『眼科医が解説!子どもの近視は「脳」で治す』

この記事を監修した人

本部 千博さん

眼科・統合医療ほんべクリニック院長。日本ホリスティック医学協会顧問。1985年、岐阜大学医学部卒業。協立総合病院で研修後、内科医として勤務。1989年、岐阜大学医学部眼科学教室に入局。2005年、名古屋で「ほんべ眼科」を開業。2018年より医院名を「眼科・統合医療ほんべクリニック」に。「近視は治せる病気である」をモットーに、子どもの近視矯正に注力。親子教室の開催を通じて近視になりやすい行動や生活環境に警鐘を鳴らし、視力に関する情報を積極的に発信している。『眼科医が考案 1日3分あそぶだけ! 子どもの目がぐんぐんよくなるトレーニングゲーム』(PHP出版)など、著書多数。

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