【光が眩しい】自律神経の乱れかも?

「画面を見ると、なんだか眩しい」
「目がかすんだり、乾く事が多くなってきた気がする」

スマホやPCの登場により、子供から大人まで強い光を発する画面を
目にする事が多くなってきた現代。
最近、画面を見ている時に、上記の様な悩みを持った事はないでしょうか?
その悩みは、もしかしたら「自律神経失調症」の症状かもしれません。

本記事では、
自律神経とは何か?
眼精疲労の原因と解消するためのポイント
についてご紹介します。

自律神経とは体をコントロールする神経

そもそも自律神経とは、自分の意思に関係なく自動的に働く神経のことです。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類が存在しており、
体の機能を調整しています。
具体的には、呼吸、消化、排泄などの生命維持に必要な機能の事です。
ここからは、自律神経について詳しく解説します。

交感神経とは

交感神経とは、体の各部を活発に動かす「アクセル」の様な働きの神経です。
太古の昔、人間は、食料確保のために「狩り」や「戦い」など
危機的状況に直面する事が多くありました。
これを血圧や代謝を上げ、体を瞬時に動かすことで回避させていたのが、交感神経です。
今では、食料確保のために危機的状況に陥ることはありません。

しかし、現代では以下の様な場合で交感神経が優位になります。

  • 気合を入れて仕事をしようとする時
  • スポーツで勝負をかける時
  • 仕事で起きたトラブルを回避する時

副交感神経とは

副交感神経とは、活動性を下げて体をリラックスさせる
「ブレーキ」のような働きの神経です。
どんな人間でも、休むことなく永遠に活動し続けることはできないため、
体を回復させる時間が必要になります。
副交感神経は、脳血管を拡張させたり、心拍数を減らしたりして体の活動性を下げ、
次の活動に備えて働く神経です。

例えば、以下の様な場合で副交感神経が優位になります。

  • 眠っている時
  • 食事中、食後にゆっくりしている時
  • お風呂でゆっくりしている時

眼精疲労の原因

自律神経は体を動かすために重要な神経です。
そのため、自律神経が乱れることで臓器の一部である「目」にも大きな影響が出ます。
ここでは、自律神経失調症で現れる症状の1つ「眼精疲労」がなぜ起きるのかを
ご紹介していきます。

電子機器の長時間使用

電子機器を長時間見ることで、目の疲れや痛みなどの症状が現れます。
仕事でパソコンを長時間みることや仕事以外でも長時間スマホを見ることが増えた現代。
よく見ようと目を凝らしたり、集中力を高めたりするために、
目に過剰な緊張状態が起こることが原因とされています。
また、電子機器の画面を見続けることで眼精疲労が貯まると以下の様な、

  • 肩や腕の痛み
  • 全身の倦怠感
  • 手のしびれ

VDT症候群と呼ばれる症状を発症する可能性があるため注意が必要です。

目の病気の可能性

現在目の不調を感じている方は、目の病気になっている可能性があります。
目を使いすぎて起きる「疲れ目」とは違い、眼精疲労は涙の量が減ったり加齢による
水晶体の濁りなどに様々な要因が絡み合って起きています。
特に眼精疲労によって起きやすい目の病気には以下のようなものがあります。

  • ドライアイ
  • 白内障
  • 緑内障

生活に困らないという場合でも、徐々に症状が重くなってくる場合もあります。
早期治療ができるように、気になる症状があれば早めに眼科を受診しましょう。

精神的なストレス

精神的なストレスが原因で目に不調が出ている可能性もあります。

自律神経失調症は、人間関係や過労、寝不足などのストレスにより
自律神経のバランスが崩れることによって起きます。

現代は、会社や組織での対人関係などが複雑化しており、
精神的なストレスがかかりやすい時代です。
過度なストレスによって筋肉の強張りや血流が悪くなることで、
眼精疲労に繋がる可能性が上昇します。

目の不調を抑えるために、趣味や運動などでストレスを解消する事が重要です。

眼精疲労を抑えるためのポイント

眼精疲労を抑えるためにはしっかりとした食事と睡眠をとり、
規則正しい生活を送ることが最も重要です。

ただ、そのような健康的な生活が良いと思っていても現実的には難しいのが現実。
ここからは、明日から生活に取り入れられる、
眼精疲労を抑えるためのポイントをご紹介していきます。

電子機器はできるだけ目から離して使う

PCやスマホの画面から目を離すことで眼精疲労を抑える事ができます。

電子機器に限らず、人間が物を見る時はピントをあわせるために
目の筋肉が絶えず動いています。
この状態が長時間続くと、目は緊張を解くことができないために
疲労が貯まってしまいます。

特に加齢によって、ピントを合わせる機能は衰えていきます。
スマホの場合は、目から画面までの距離は30cm以上、タブレットやPCなどの場合は
40cm以上離して使用しましょう。

ときどき、目を休ませる

正しい姿勢で目に負担のないようにしていても、
集中して作業することで眼精疲労の原因になります。
60〜90分に1回、10分程度の休憩を取るように心がけましょう。

また、眠る前に蒸しタオルで目を温めるのもおすすめです。
温めることで眼の周りの筋肉の緊張がほぐれて副交感神経が優位になるため
リラックス状態になるためです。
蒸しタオルは、水に濡らしたタオルをしっかり絞って、
電子レンジで温める(600w約40秒)ことで簡単につくる事ができます。

ストレスの緩和

現代人は仕事や学校などでストレスを感じやすい生活を送っています。
しかし、ほんのすこしの工夫でストレスによる症状を大きく軽減できます。
例えば以下のような方法があります。

  • 毎日湯船に使ってリラックスする
  • ジムやスポーツで思いっきり汗を流す
  • こまめなストレッチ
  • 瞑想する

長時間パソコンやスマホを使う際でも、椅子に座ったままでストレッチするだけで
大きく違います。
ストレスが大きくなかなか発散できなければ、専門医やカウンセラーなどへ相談し、
治療を受けることも重要です。

自律神経のバランスを整えて視力を維持しましょう

本記事では、自律神経の働きや眼精疲労の原因、
眼精疲労を抑えるためのポイントについてご紹介してきました。

ただ、今回紹介したポイントを心がけて直接目を休ませたとしても、
すぐに目の不調が良くなるというわけではありません。

自律神経を整えることが健康な体を作り、目の健康にも繋がっていきます。
できるだけ栄養バランスの良い食事や規則正しい生活を心がけて、
体や目の健康を整えていきましょう。