バイオレットライトとは?ブルーライトとの違い3つと視力低下対策解説

バイオレットライトとは?ブルーライトとの違い3つと視力低下対策解説

はじめに

文部科学省が令和3年発表したデータによると、裸眼視力が0.1以下の小学生は37.52%でした。

近年視力低下が心配されている中、対策にバイオレットライトが注目されています。

しかし

  • バイオレットライトとは何
  • バイオレットライトとブルーライトの違いが不明
  • バイオレットライトとブルーライトにどう向き合っていけば良いのか

と思う方もいるのではないでしょうか。

今回は以下4点を解説します。

  • バイオレットライトとは
  • ブルーライトとは
  • バイオレットライトとブルーライトの違い
  • ブルーライトカットとバイオレットライトに関するメガネ

本記事を読めばバイオレットライトとブルーライトの違いを把握し、視力低下対策ができ未来の目を守れるようになるため、ぜひ最後までご覧ください。

バイオレットライトとは

バイオレットライトとは主に太陽光に入っている光の一種で、360から400nm(ナノメートル)の光です。

注意:nmは光の波長の単位

バイオレットライトとは浴びると、子供の近視を抑制します。

2019年の日本白内障学会誌によると、13歳から18歳の学生を以下着用群にわけ目の伸び率を比べたそうです。

  1. バイオレットライト透過率80%以上のコンタクトレンズ
  2. 同透過率80%未満のコンタクトレンズ

結果1群の伸び率は年に0.14 mm、2群は年に0.19 mmだったのです。

LEDや蛍光灯などの照明からバイオレットライトは、ほぼ放たれておらず太陽光から浴びる必要があります。

しかし最近の窓ガラスは、前記光をほとんど透過しません。

外出機会が少なければ近視抑制の恩恵をもらえないため、1日2時間以上は太陽の光を浴びることが理想です。

連続でなくても構いません。

登校時間や昼休み、帰宅後外で遊ぶなど、合計が2時間になれば良いのです。

太陽の光は反射するため日陰でも充分ですが、午前中はバイオレットライトが多く含まれるため狙い目でしょう。

正視と近視 画像引用:https://kinshi.jp/relation/myopia/

バイオレットライトとは目の伸びを抑えるため、大人の近視抑制も期待されています。

伸びるとピントが合わなくなり、近視が進行するためです。

目の伸長を予防すると必然的に近視のリスクが下がります。

バイオレットライトとは、浴びることでうつ病や認知症の予防になるともいわれています。

なぜなら太陽の光は脳の血流を良くし、精神面の安定にも一役買うからです。

ブルーライトとは

ブルーライトとは380から500nmの光です。

角膜や水晶体を通過し、目の奥の網膜まで到達するほど目視可能な光の中で波長が最短で強いエネルギーを誇ります。

バイオレットライトとは違い体内時計を整えますが、夜に浴びると身体が興奮状態になり快眠の妨げになるため注意しましょう。

 

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バイオレットライトとブルーライトの違い

バイオレットライトとブルーライトについてお伝えしてきましたが、 2つの違いは何でしょうか。

3つ表にまとめたため、ご参照ください。

波長の長さ(nm) 近視抑制効果 体内時計を整える
バイオレットライト 360~400 あり 期待できない
ブルーライト 380~500 なし 期待できる

スマホの場合は左右にスクロール可能です。

バイオレットライトとブルーライトに関するメガネ

2つの違いについてお伝えしましたが、関連するアイテムも世の中にあります。

たとえばバイオレットライトとブルーライトに関するメガネが巷にはありますが、本当のところどうなのでしょうか。

各々の効果と注意点について解説します。

ブルーライトカットメガネの効果

夕方以降から就寝前にかけると、良質な睡眠に繋がる可能性があります。

パソコンやスマホ、タブレット等の電子機器が多く、夜でもブルーライトを浴びる機会は増えているからです。

自然の摂理に従いカットするべき時間の光は取り除くことで、ブルーライトカットメガネの効果が期待できるでしょう。

ブルーライトカットメガネの注意点

ずっとかけ続けないように注意しましょう。

なぜなら体内時計を整えるブルーライトを全く浴びないことは、睡眠リズムを崩すからです。

バイオレットライト透過メガネの効果

バイオレット透過メガネの効果は、実証済みです。

株式会社坪田ラボが2021年に発表した研究では、近視のある4歳の子どもに2年間左右バイオレットライト透過率の異なるメガネをかけ、1日2時間以上外出をしてもらいました。

すると光の入り具合を少なくした右目は近視が進んだ(眼軸が0.85㎜伸長)のに対し、左目は近視改善傾向(眼軸が0.2㎜短縮)がみられたのです。

バイオレットライト透過メガネにより、近視進行を止める役割が期待できるでしょう。

バイオレットライト透過メガネの注意点

現在紫外線やブルーライトを適度にカットし、バイオレットライト透過率65%とうたうメガネもあります。

研究が現在進められており、バイオレットライトを常に高水準で浴びるメガネが将来作られるかもしれません。

しかし現在はスマホやパソコン、タブレット等、夜も光を浴びる環境があり、自然のリズムからかけ離れています。

バイオレットライトに関する優秀なメガネが できても、子どもや大人の心身の健康のために外に出て太陽下で過ごす時間は必要です。

まとめ

  • バイオレットライトとは近視抑制効果が期待できる光
  • ブルーライトは体内時計を整えてくれる
  • バイオレットライトとブルーライトの違いは、波長の長さと効能等主に3つ
  • バイオレットライト透過メガネの開発が進んでいる
  • 並行し太陽の光を浴びて健康的に過ごすケアも視力低下抑制には必要

いかがでしたでしょうか。

バイオレットライトとブルーライトの違いについて迷った場合、本記事を活用ください。

うまく2つの光と付き合い、効果的な視力低下対策を行なっていただければ嬉しいです。

 

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