「名医が回答!子どもの“目”Q & A」 視力が低下しないように、気をつけるべきことは?

Q: 子どもの視力低下が心配です。視力が低下しないように、ふだんから気をつけるべきことはありますか?

A: 「こまめに休憩をとる」「遠くを見る」ことに気をつけてみてください。

長年の研究から、視力の低下には、「生活習慣」が大きく影響していることがわかってきました。目に悪影響を与える代表的な習慣に「近くの見すぎ」が挙げられます。だからこそ「こまめに休憩をとる」「遠くを見る」といったことが視力低下を予防する上ではとても大切。では、具体的にどのように生活に取り入れていけばよいのでしょうか。

「こまめに休憩をとる」

下に書いているポイントに気をつけて、子どもの目を休ませ、疲れがたまりすぎないようにしていきましょう。

  • テレビゲームで遊んだりパソコンを使うのは、一回あたり1時間以内にする。
  • テレビは1日2時間までにして、1時間のうち10分〜15分は、休憩する。
  • 画面を見ない遊びでも、1時間のうち1〜2回ほどは休憩する。

「遠くを見ること」

下に書いているポイントを意識して、子どもが近くばかり見ないよう、遠くを見る楽しさを伝えながら、見守っていきましょう。

  • ドライブ中に「前の車のナンバープレートの数字はなにかな?」などのゲームをする。
  • 家にいる時に、窓から見える景色をスケッチする。
  • 外出している時に、遠くに見える看板を意識して見る。

紹介したポイントを生活に取り入れて「こまめに休憩を取る」「遠くを見る」ことで、子どもの視力低下をおさえていきましょう。

出典:本部千博著『眼科医が解説!子どもの近視は「脳」で治す』

監修

本部 千博さん
眼科・統合医療ほんべクリニック院長。日本ホリスティック医学協会顧問。1985年、岐阜大学医学部卒業。協立総合病院で研修後、内科医として勤務。1989年、岐阜大学医学部眼科学教室に入局。2005年、名古屋で「ほんべ眼科」を開業。2018年より医院名を「眼科・統合医療ほんべクリニック」に。「近視は治せる病気である」をモットーに、子どもの近視矯正に注力。親子教室の開催を通じて近視になりやすい行動や生活環境に警鐘を鳴らし、視力に関する情報を積極的に発信している。『眼科医が考案 1日3分あそぶだけ! 子どもの目がぐんぐんよくなるトレーニングゲーム』(PHP出版)など、著書多数。